自動運転AIチャレンジ (シミュレーション、自動運転)
データ活用と開発効率化で挑む、自動運転シミュレーション
決勝のコースの様子
プロジェクト概要
「自動運転AIチャレンジ」は、自動運転ソフトウェア「Autoware」を用いたシミュレーション競技です。 専門外の学生チーム2名で挑み、限られたリソースの中で最大限の成果を出す戦略を取りました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発期間 | 約3ヶ月 |
| チーム構成 | 2名 |
| 使用技術 | Python (Optuna, SciPy, NumPy), Docker, Autoware |
| 役割 | ツール開発、シミュレーション基盤構築、パラメータ最適化 |
| 成果 | 予選:学生部門4位 / 決勝:学生部門5位 |
担当業務と技術的工夫
1. 独自開発ツールによる作業効率化 詳細なコースデータを効率的に作成するため、Python製のGUIツール「CSV Editor」を自作しました。 手作業でのデータ編集ミスを撲滅し、試行錯誤のサイクルを高速化しました。これはチームの「手数」を最大化するための重要な戦略でした。
2. Dockerによる並列評価環境の構築 シミュレーションの評価時間を短縮するため、Dockerコンテナを活用した並列実行環境を構築しました。 これにより、パラメータ変更ごとの検証時間を大幅に削減し、短期間で数多くの実験を行うことが可能になりました。
3. Optunaを用いたパラメータ探索の自動化 車両制御パラメータの調整において、手動調整だけでなく Optuna (ベイズ最適化フレームワーク) を導入しました。 感覚に頼らないデータドリブンなパラメータ決定を行い、安定した走行性能を実現しました。
4. SciPyによる経路最適化
コース取りの最適化には SciPy のスプライン補間を利用。滑らかでかつ最短に近い走行ラインを数学的に算出しました。
学び・成果
専門知識の不足を「開発力(ツール自作)」と「自動化(Optuna, Docker)」で補う戦略が奏功し、決勝進出を果たしました。 困難な課題に対しても、エンジニアリングのアプローチで解決策を見出す自信がつきました。
関連記事
本プロジェクトでの技術的挑戦をQiita記事として公開しています。
詳細・画像: 自動運転AIチャレンジ公式ページ